ランポー玉
以前、グランカクタスの多肉ガチャで、「ヘキラン」と書かれた小さな多肉を引いたことがある。見たことも聞いたこともなかったが、見よう見まねでプラ鉢に植え付け、大事に育てようとしたのだが、時期は8月の終わり、多肉初心者の俺は管理がよくわかっておらず、一ヶ月も経たずに溶かしてしまった。苦い記憶だ。いまから考えれば、ヘキランとは碧瑠璃鸞鳳玉(へきるりらんぽうぎょく)、略してヘキランだとわかる。俺の初めての鸞鳳玉は短い命だった。写真の一枚も残っていない。
それから約3ヶ月後、ダイソーで「アストロフィツム」と書かれたサボテンらしきものを発見。
サボテンには興味のない俺だが、なんだか気になった。かわいいじゃないか。いそいそと持ち帰って、いつものプラ鉢に植え替える。
悪くない根張り。妙にぺしゃんこな感じも可愛い。
黒のプラ鉢に入ると、それっぽくなる。いや、どれっぽいんだと問われると難しいが…
こうして我が家の一員となったアストロフィツム。調べたところ、鸞鳳玉というらしい。そして、あのヘキランと同じもの…かもしれない、ということがわかった(いや、よくわかっていない)。まあなんにせよ、期せずしてヘキランの供養ができそうなのだ。これはうれしい。がんばろう。
そうおもっていた矢先、変色した。
謎の黄色い点々を発見。慌てて病気や害虫について調べたが、サボテンが黄色くなってヤバい事例とは違うようだ。
たぶん紅葉ではないかな…と当たりをつけ、とりあえず慌てず様子を見ることにする。これが12月28日。
で、今日のランポー玉。
黄色いところ広がってない? 広がってるよね?
触るとカチカチに硬いし、ヤバそうな雰囲気はないのだが…見守ってて大丈夫なんかな。大丈夫よな。
12/7に購入、10日植え替え、17日に初めての水やり、1/1半月ぶりに水やり、今に至る。今後も2週に一度くらいのペースで水やり予定。
これはこれできれいだし、アリじゃないかと思うのだが、枯れてきてるとか病気だったら困るなあ。大丈夫そうなんだけど。まあ、様子を見るしかない。がんばれランポー玉。